リノベーションとリフォームの違いとは?
「リノベーションとリフォームの違いは?」という質問を受ける事が良くあります。
どちらも古くなった設備などを改修するという部分においては違いはありません、ではどう違いがあるのかその違いをご説明しましょう。
古くなったモノを回復させるリフォーム
一般的に「今度実家の家をリフォームをするの。」と友人や家族から言われれば、古くなったキッチンを入れ替えたりクロスを張り替えたりというイメージを持たれる事が多いですね。このリフォームは時と共に古くなったり汚れてしまったものを新しくし、性能や機能を回復する事をリフォームと呼びます。
古くなったモノに新たな価値を与えるのがリノベーション
ではリノベーションではどうでしょうか?。リノベーションとは古くなったものを新しくし、さらに「新たな価値を追加する」事をリノベーションと呼びます。またリフォームの大規模な物がリノベーションと言われる事もあります。
では具体的に新たな価値を追加するというのはどういう事かと言いますと、家族が増えて新しく部屋を追加したい、音楽学校に行く子供の為に防音の部屋を作りたいなど、建物が持つライフスタイルと実際に住む人のライフスタイルは時代と共に変化していきます。
その変化に合わせ統一基準に基づき「検査→工事報告→保証→履歴」のフローに則った新しい価値を付随する事を私たちはリノベーションと呼び、表面を綺麗に取り繕ってもリノベーションとは呼べません。